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Dr.緒方の与那国日記
Dr.緒方が与那国で診療するきっかけ
私は、平成4年より当時の厚生省の「僻地医療支援プログラム」に参加し、微力ながら沖縄県八重山地方の耳鼻咽喉科診療に協力させていただいております。
平成4年に3ヶ月間、平成11年に1年間、八重山郡の中心都市である石垣市の県立八重山病院に勤務し、外来や手術などの診療業務に携わりました。
さてこの八重山郡にあっても最も西、即ち日本の最西端に位置する人口1800名ほどの離島、八重山郡の中心石垣市まで飛行機で30分、船で4時間、一方西に向かえば台湾まで約100kmの国境の島が、与那国島です。
もちろんこの島に常駐する耳鼻咽喉科医はいません。
私は、県立八重山病院に勤務していた頃よりこの島の小学校や中学校などの学校健診をお手伝いするために、年1回は与那国島を訪問しておりましたが、子供たちの頻度の高い耳鼻咽喉科疾患に対し年1回の検診で十分であるはずもなく、成人の患者様も含め島民の方々には大変なご不便ご苦労がありました。
例えば子供が「耳が痛い」と訴え、耳から耳だれが出たとします。典型的な中耳炎ですが、この島には耳鼻咽喉科医はいません。翌日保護者が患児をつれて飛行機にのり石垣へ向かいます。そのまま耳鼻咽喉科で診察を受けますが、当日与那国へ戻る飛行機はありません。石垣にて1泊を余儀なくされ、翌日与那国へ帰ることとなります。もちろん子供は学校を2日休むことになり、保護者も2日休職することになります。
私たちの住んでいる都会では考えられないことであり、こうなると単に不便という表現ではなく、社会的かつ経済的な損失というほうが適切と言えます。
この状況を少しでも改善すべく、与那国町と私との話し合いにより、与那国町より直接ご指名をいただき、平成13年からは毎月1回町立診療所にて耳鼻咽喉科診療を担当させていただくに至っており、山王耳鼻咽喉科の開院後も、私のライフワークとして継続しています。
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山王地区の耳鼻咽喉科のホームドクターとして、各種症状の診察・治療を全般的に行なっています。最新の診療援助システムを導入し、患者様により解りやすい診療を心がけています。
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院長 緒方哲郎
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